7/23大暑。地球工学、アエノコト、大豆「第三回」

第3回  大暑編(7月23日配信)


■いきもの村ニュース ~地球が大変、気候が大変、化学で地球をいじっちゃえ!?~

・ジオエンジニアリング=地球工学

1930年から研究をスタートさせ、気候変動などの解決策に「太陽の光を跳ね返す」、「CO2を埋め込む」などの研究が莫大な予算のもと行われている。

生物多様性条約会議では、こういう動きをどう評価するか議論されているところ。

どんな副作用が起きるか分からないこともあり、国によって扱いが様々。

 


 

■勝手に認定いきもの印  ~石川県能登半島奥能登~

・伝統神事「アエノコト」~奥座敷で他人に見られない様に行われてきた家々の祭り~

国の無形文化財にくわえ、ユネスコ無形文化財にも認定

農家一軒一軒にいる「My 田んぼの神様」を12/5に家にお呼びし、2/9に田んぼに帰ってもらうお祭。

☆田んぼの神様ってどんな人?

 「目の見えない夫婦の神様」

☆おもてなすってどんな風に?

 「まず、お茶をすすめ、お風呂を沸かし入っていただき、海山の幸を振舞う。縁起担ぎに「めばる(芽がはる)」「あずきごはん(赤飯は蒸すため、「虫」につながるので、炊く)」「二股大根」など。

「大人は皆、目の見えない神様の手を引き、声をかけしながらおもてなす」

☆アエノコトを見ることはできるの?

「実演してくれるところもあります。《アエノコト》で検索してみてください」

FBグループ【神社の祭と祀り】主宰、野木 泰作氏の撮影写真を拝借。※許可あり。

 

伝統行事には、いきものとの長い長いその土地固有の付き合い方が関係している。

生きものとの関係が神様との関係であり、それ自体が生物多様性であるといえる。

生きものとのおつきあいの文化が伝統的な智恵に繋がっている。

その伝統を今地域地域で残していくこと、守ることができるか」は、世界的なテーマでもある。

 


 

■炊事・洗濯・家事・生きもの 

「大豆」~脱安定とコミュニケーションを取り戻す~

 

・300種類もある固定種(もともと日本にある)の大豆。

・いろんな形に変化する大豆を原料とする製品、売られている大豆製品のほとんどが海外産で国産は2割。

・遺伝子組み換え・・・どういう影響があるかの研究の末、EUでは禁止。

日本はというと、【遺伝子組み換えザル天国!】

・大豆製品を”食す”から、”作る”にまで関わると、自分の中に柔軟性が宿る

昔は「物を買う、交換する=コミュニケーション」

「今年こうだった、ああだった」などの情報交換もあって、値段(物々交換)が決まっていた。そこを取り戻すには大豆作りや味噌づくりはとっかかりやすいかも!

 

大豆(畑)作り、味噌(加工食品)づくりが、安定しないもの(毎年の天候・環境)を楽しめる余裕、楽しむ気持ちがもてるコミュニティになる。

 

以上、

番組を聞きたくなってきてくれた方はこちらをご覧ください🎶

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